どうも、ホニホニです。
同性愛者(♀)です。
占いサイトで男性と女性どちらにチェックしようか未だに迷います。
夢みがちなモテ弱者に足りないもの
前回の日記の続きです。
同性愛者(♀)だからこそ知りえるモテるテクニックとは - ONE for GIRL,GIRL for ONE
私は物心ついた時からずっと、男の子と同じように
「モテたい」と強く思っていました。
いま思うととんだドリーマーですね。
何も持ってないのに(異性というパスすらも無い)ただただモテたいとだけ願っていたのですから。
思春期の頃に比べずっと余裕を持って恋愛という事象を見渡せるようになると
あんなにモテたいと思っていた自分に足りなかったものが分かりました。
優しさ?金?才能?
どれもモテる要素としては大事だけど、違います。
私に足りなかったもの、それは「モテる」という目標における具体的なビジョンです。
ところで「モテる」って……どうなる事?〈モテの4分類〉
皆さんにとって「モテる」って、どういう状態の事でしょうか。
この質問、人にするとけっこう意見が分かれて面白いです。
哲学的な答えを持つ人も居そうですが、
ここではとりあえず、モテの定義を大きく四つに分類してみます。
1:比較的容易に「意中の相手」と「性的関係を持てる」こと
2:比較的容易に「意中の相手」に「好意を持たれる」こと
3:比較的容易に「不特定の誰か」と「性的関係を持てる」こと
4:比較的容易に「不特定の誰か」に「好意を持たれる」こと
つまり、モテる対象が「意中の相手」なのか「不特定の誰か」なのか。
そして、肉体的な盛り上がりを優先するのか、感情的な盛り上がりを優先するのか。
この2つの要素の組み合わせで各々「モテ」の定義が決まるように思います。
1と3はイメージし易いかと思います。とにかくヤりたい。
2は福田和也の「悪の恋愛術」という本において、「もてる」をこのように定義しています。もてるとは、好きになった相手に自分も好かれることであると福田先生は述べています。
4はアイドルを思い浮かべれば分かりやすいですね。自分のあずかり知らない所でキャーキャー言われたい。そんな願望は誰でもあるんじゃないでしょうか。
己のモテパターンを知らなさすぎる罪
私の場合、これが頭の中でゴッチャになっていました。
初恋は中学生でしたが、好きな人のことを好きすぎて神聖化していたので、性的欲求は秘めているのに、彼女を汚すようなことはできないなんて思っちゃっていました。
この考え方は二つの点において大馬鹿なのですが、二つ目は別の記事に譲るとして、ここでは一つ目の大馬鹿な点について話します。
・肉体的モテの方が精神的モテよりもずっと簡単
私は同性であるゆえに、「肉体関係なんてハードルの高いものは求めないからせめて精神的にだけでも報われたい」と思っていたのですが、
結構な数の女性と肉体関係になった今なら分かります。
(一回限りも含めますが)肉体関係を持つ方が、精神的な結びつきを持つよりずっと、ずーーっと!簡単です。
あと、肉体関係を先に持っちゃった方が結果的に容易に好かれます。
(これについてはまた別の記事で)
つまり私は、2や4(男性アイドルにも憧れていました)と難易度の高い方を
自ら選んでしまって首を絞めていたようです。
力の強い男性が相手より、女性の方が少なくとも身の危険は少ないです。
病気に感染するリスクもずっと少ないですしね。
そういう意味で、私が持っている「精神的結びつきより肉体関係の方が成功しやすい」という実感はレズビアン特有のもので、男性には当てはまらない部分も幾分あるかもしれません。
ただここで大事なのは、どの「モテ」がハードル低いかという傾向ではなく、
自分に合ったモテの形を選び、それに向かって具体的実践をすべきだという事です。
男性にありがちな失敗例としては、
・本来は三枚目キャラなのにカッコつける人
→三枚目なら1か2狙い、たまにキャラを買われて3です。4は三枚目にとって一番狭き門なのに狙ってしまってキャラがぶれる。どうでもいいけどテレビっ子に多い。
・真面目キャラだけど色んな女の子に目が向いてしまう人
→真面目が売りの人は恋愛においても一途さを周りから求められるので基本2、まれに4のパターンでモテればいいのに、一人に絞りきれなくて評価を下げてしまい、損をする。
・皆からキャーキャー言われる存在なのに、だらしなくてつい手を出してしまう人
→4タイプなのに目の前の誘惑に負けて3になってしまうタイプ。ヤれればそれでいいかもしれませんが、女の子からの評判がガタ落ちします。
皆さんはどのパターンが向いているでしょうか。
モテの定義をしっかり把握する事の重要性
ちなみに、1~4のどのパターンを踏襲したとしても、最終的なゴールはみんな同じで
「互いに意中の人」と「肉体的にも精神的にも結ばれる」ことでしょう。
2や4タイプの人はプラトニックを貫くべきだとか、1や3タイプはヤれるだけで充分と思えとか、そういうことではありません。
ただ、愛をはぐくむ為に最初は我慢して成り行きを静観していた方が得策であるということです。
肉体関係に持ち込むのが下手だったり、女性から人気はあるのに好きな子にだけ好かれなかったりと色々歯がゆいことはありますが、
だからといってタイプに合わない方策に走ると、大体上手くいきません。
まずは自分の性分に合った「モテの定義」をちゃんと成立させる。
そこから見えてくるものがきっとあると思います。
次の記事では
自分に合った「モテの定義」を成立させた後の発展のさせ方を
私の拙い体験を交えてお話ししたいと思います。