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同性愛者(♀)が独特の視点で恋愛とモテる方法について考察します。

掘り出し物件女子シリーズ(1)~漫画家にファンレターを出しちゃう女子~

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letters / Muffet

唐突に「掘り出し物件女子シリーズ」というタイトルをつけてみました。

不動産の掘り出し物件のように、恋愛市場で買い手がつかない(=彼氏ができない)けど実はつきあうとすごく素敵な女子が実はたくさんいます。

そんな女子の特徴を思い付くままに述べていくシリーズです。

次があるかはわかりません。

王様のブランチの正体不明なひな段女子たち

土曜日のお昼、王様のブランチをのんびり見ていました。

あの番組、冒頭の特集でいつも小説家のインタビューをやるので本好きには嬉しいのです。

 

文芸コーナーしか興味ないのでよく分かってないのですが……

あのスタジオにわんさかいるひな段女子たちはいったい何なのでしょう?

可愛い女子大生を集めた風な様相で、だいたい文芸コーナーの終わりにはそのわんさかいる女子の中から一人が代表してその日取り上げた本の感想を情感たっぷりにコメントしてくれます。

 

私が見た日の文芸コーナーでは「りぼん」60周年特集をやっていました。

女子がキュンとくるりぼん漫画ベスト5を紹介するコーナーでした。

 

1位はさすがの「ときめきトゥナイト」。

スタジオ明けで司会の谷原章介が

「僕もりぼんよく読んでました。ときめきトゥナイト、真壁くんがすごいかっこいいんですよ~!」と盛り上がっている。

少女漫画を普通に楽しめる女子力高い男はモテるな、と興奮気味の谷原章介を見て思いました。

 

しかしそんな谷原章介以上にインパクトのあるコメントをする出演者がいました。

数人に「りぼんで好きな漫画あった?」と振る谷原さん。

「私はこどちゃ(「こどものおもちゃ」:子役の女の子が主人公の少女漫画)です。自分と重ね合わせて共感していました」と本仮谷ユイカ。説得力ある。

 

そしてひな段女子たちにも振る谷原さん。

すると待ってました!とばかりに口火を切る前列の女子。

 

八重歯で見るからに明るそうなその女の子は「マーマレード・ボーイ」を挙げました。

王道中の王道。

無難な答えを言ったな……なんとなくそう思いました。

しかしその次に発された言葉は意外なものでした。

 

「もうりぼんと言ったらこれ一本ですね私は。

作者の吉住渉先生にファンレターも出しましたもん

 

女性特有の「なんでも過剰に共感したがり」癖

なぬ?ファンレター!

それはすごい。この子、信頼できる。

 

少女漫画家にファンレターを出したと言ったその八重歯の女の子は、そういえば2週間くらい前にも文芸コーナーでコメントを言っていた。

新人文学賞を受賞したばかりの新人作家さんの小説を早速読んだという。

その感想が

「読んでいて気持ちが熱くなって、熱い涙がこぼれました。

本を読んでいて初めてのことです!

だった。

 

そこまでか!

だいたいブランチのひな段女子は大げさな感想を言うというイメージだったが、もしかしたらこの子一人が作っていたイメージなのかもしれない。

とにかく大げさだった。

それで私は意地の悪いことに、その子に女性特有の過剰に共感したがり癖を感じてしまったのである。

過剰に共感や同調する態度を見せることで気に入られたい。輪から外れたくない。

誰にでもある癖だと思う。でもはたから見ると「そんなに必死にテンション上げなくてもいいよ」と言ってあげたくなってしまう、ちょっと哀しい癖。

 

新人作家のデビュー作に「熱い涙が初めてこぼれた」と言ってしまう彼女に私はそう感じてしまった。

でも彼女「マーマレード・ボーイ」の感想を聞いて、反省しました。

 

彼女の共感したがり癖はよくある承認欲求とサービス精神を混同しているものとはちょっと違うように感じました。

いや、そういう所ももちろんあるんだろうけど、基本的に熱量の高い子なんだろうなと思いました。

 

ファンレターを出す女子は掘り出し物

前置きが長くなっちゃいましたがここからが本題です。
掘り出し物件女子の特徴その1。
それはファンレターを出した経験がある子です。
 
好きな芸能人や好きな作家は誰でもいるでしょうが、本人にファンレターを出すというのは中々ハードルの高い行為です。
 
ファンレターを出すのはコンサートに行く100倍くらい難しい。その理由は
  • 出しても本人に届くか分からない不確定要素が高い。=がんばって書いた手紙が見られない可能性を打ち消すくらい、気持ちを本人に訴えたい強い意志を持っている
  • パソコンやスマホで文を書くのが主流のこの時代に手書きで手紙を書くのはかなりエネルギーが要る
  • 大好きな人に自分をよく見せるために、普段慣れない作業(文字を綺麗に書く・日本語を正しく使う・センスのいい便せんを選ぶ・伝えたい思いをもらさずしたためた文章を考えるなど)をしなければならない
  • ファンレターを送るという文化自体が今はなじみが無さすぎて、当然周りにそんなことやる人もいないから全てにおいて暗中模索。

 

などです。

これらのハードルを乗り越えてファンレターを投函するに至った猛者ども。

まあ今時のアイドルにファンレターを送るなんかだと時代の熱量が手伝ってくれるんでそう珍しくもないですが、

女の子が少女漫画家にファンレターを送るというのは相当入れ込んでいないと出来ない行為です。

 

ファンレターを送れちゃう女子にはいくつかの特徴があります。

  • 純粋で夢見る乙女。不器用
  • これと決めた人には絶対の忠誠を誓う
  • 生命力がある
  • 同性に慕われやすい

 

生命力が強くて忠誠度の高い女子は男性に敬遠されやすい傾向があります。

いわゆる「重い」というやつです。

 

でもファンレターを書いちゃうような女子は一見重そうに見えますが、付き合ってみると意外と程良い距離感を調節してくれます。

いきなり職場に「どうしても会いたくて……来ちゃった♪」とかやりません。

なぜなら、そういうことをやる子ならファンレターじゃなくて出待ちをするからです。

本人の元に届くか?ちゃんと読んで貰えるか?こちらから確認することのできないファンレターをそれでも送るという行為には、出待ちとかウチワを振るとかいった結果のわかりやすい直接的な行為とは異なる一歩引いた、しかし深い情熱が隠されています。

そういう子は恋人がいくら好きでも彼のテリトリーを侵す言動は絶対にしません。

 

ただそういう子は愛情を表現しきれないストレスが溜まりやすいので、発散の場を彼の方から積極的に設けてあげることが必要ではありますが。

 

 最後に

どうでしたか?

掘り出し物件女子。それは「一見女性としての魅力に欠けているけれど、いったん付き合っちゃうと素敵な恋愛ができる子」です。

女の子との話のタネに、「ファンレターって送ったことある?」と聞いてみるのも楽しいかもしれないですね。

 

ちなみにこの記事を書くきっかけを与えてくれた王様のブランチのひな段女子。

名前を調べたら「鈴木あきえ」という子でした。

うん、なんか、タレントなのに名前に華がない感じも信頼できる気がしてきた!

これからも王様のブランチで存在感を発揮してくれるのを期待しています。

それでは!