ONE for GIRL,GIRL for ONE

同性愛者(♀)が独特の視点で恋愛とモテる方法について考察します。

「こち亀」から逆算して学ぶモテ道

みなさんこんにちは!

だんだんと人肌恋しい季節になってきましたね。

そんな時は「こち亀」です。

 

……え、何を言ってるんだお前はって?

間違いじゃありません。人恋しい時は「こち亀」に限ります。

 

こち亀が貫く愛すべき非モテ道

まず現在の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、最新刊は196巻です。

100巻が出て驚いていた頃が懐かしい。

ちょっと目を離した隙にあっさりダブルスコアを達成しようとしています。

しかもこの期におよんでなぜかやたら分厚くなっている。

通常の単行本の1.5倍の厚さです。作者はどういうつもりなのでしょうか?

 

そんな前人未到の記録を樹立している「こち亀」ですが、

内容は安定の「愛すべき非モテ」臭に満ちています。

ここ近年はなぜか不動のモテキャラだったはずの中川まで非モテ気味に。

最新刊ではワインを前にするとウンチク野郎になるという、王道の非モテっぷりを披露しています。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 196 (ジャンプコミックス)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 196 (ジャンプコミックス)

 

 

 「先生」はモテる!という鉄板をあえて逆行するこち亀イズム

これはいずれ別の記事であらためて詳しく書きたいと思っているのですが

「先生」という立場になることは、手っ取り早くモテるための必勝テクニックです

 教える内容はなんでも構いません。職業にしなくてもいい。

何か特技があって、それを他人に教えるシステムを持っていればいい。

とにかく人に教えて分け与えられるだけの何かを持っているという設定がモテにつながります。

 

「こち亀」196巻に収録されている「目覚めた画家の巻」。

主人公は日本画界の巨匠・奥山怒灸(どぎゅん)。まさにトップクラスの「先生」です。

 

しかし怒灸先生は友人の両さんに影響されて、70歳を過ぎてアニメオタクになってしまいます。

そして偶然見かけたアニメ声のイラストレーターに恋をしてしまうのです。

 

年の差なんてなんのその。怒灸先生は総理大臣との会談をブッチして女性の開いているイラスト教室へもぐりこみ、初心者の振りをして彼女に接近しようとします。

「もう何十年も日本画描いたからもう充分だ。これからはアニメ絵だ!」

と一念発起したものの、絵がやたら上手いために結局正体が彼女にばれます。

 

年の差もあるので丁重にお付き合いを断られた怒灸先生。

しかし両さんのはからいもあって、怒灸先生が彼女に対して真剣であることを理解してもらうことに成功。

後日、両さんと中川くんの会話。

両「彼女も怒灸の想いを理解してくれて、助手をやることになったよ」

中「それはよかったですね!怒灸先生の助手になるなんて」

両「逆だよ逆」

中「え?」

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……というラストです。

 

モテる小人物とモテない大人物、どちらが幸せか?

皆さんは怒灸先生の行為をどう思いますか

私は「これはモテない!」と思います。

でも、自分が先生になる選択を選ばなかった怒灸先生のことを、かっこいいと思ってしまう自分もいるのです。

 

モテは、時に矛盾をはらみます。

「モテる=異性として素晴しい」ではなく、むしろ逆である場合があります。

怒灸先生の好きになった女性は絵の世界でいえば格下。怒灸先生の功績の足元にも及びません。

しかし怒灸先生はそのことを利用して、惚れた女性を自分の下につけるということをしません。むしろ未経験の振りをして彼女のイラスト教室に潜り込み、何も知らない彼女から絵についての注意を受けても素直に聞き入れます。

 

架空の人物に対して推測をするのは馬鹿らしいですが……

怒灸先生は自分が築き上げた地位や絵画の実力に頼ってモテたい、甘い汁を吸いたいという観念を持ちあわせていない人なんでしょうね。

彼女に対する本気の恋心だけで何とかなると思っている。

 

怒灸先生の考えは世間知らずとも言えますが、

裏を返せばとても器がでかい。

こういう人は中々モテが成就しませんが、もし上手くいったとしたらとても幸せな恋愛を育むのでしょう。

 

さきほど私は

「先生」という立場になることは、手っ取り早くモテるための必勝テクニックです

と書きました。

実はこれは、岡田斗司夫先生の受け売りです。

彼が以前どこかでこのような発言をしていたことが印象的で、ずっと心に残しておいたのです。

 

皆さんご存知の通り、岡田先生は女性問題で大変話題になりました。

数十人の女性と同時に肉体関係を持ち、その多くは学生や駆け出しのマンガ家・イラストレーターなどだったと聞きます。

 

私は岡田先生の説くモテ術をたまに参考にします。

あんな騒動を起こして「もうあの人の恋愛論は当てにならない」と失望してしまいそうなものですが、実際は逆です。

本来モテる器のない人が裏技を駆使してモテたから最後に大きなひずみが来てしまった。

つまりあの騒動は単に非モテの化けの皮がはがれた結果に過ぎず、むしろあの騒動が明るみになったおかげで、非モテでも最初だけはモテる方法が実際にあるんだということが分かりました。

 

あの濃ゆい風貌とキャラクターにも関わらず、数十人もの女性と同時に肉体関係を持っていた岡田先生が「教える立場はモテる」というのだから、それは間違いないのでしょう。

 

怒灸先生と岡田先生、モテ道において対極にいる二人。

どちらが幸せかなんて本人たちの決めることですが、

モテに関していえば「最初は岡田先生、成就したら怒灸先生」という道筋を踏むのが一番合理的かな、なんて思っちゃう小人物のホニホニでしたw

 

ではまた次の記事で!(^^)