どうも、ホニホニです。
先日、久しぶりにラブホテルへ行ってきました。
いやー、ラブホテル好きなんですよね……。
「ホニホニ」という名前も、実は地方のラブホテルの名前が由来です。
それであらためてラブホテルっていいなぁー!と思ったので
今回はいろんな角度からラブホテルの利点を書きたいと思います。
ラブホテルというと、意中の相手とエッチするために入るイメージが強いですが、今時は女子会プランを組んでしまうほどサービスがすごく多様化しているんですよ。
ラブホテルのいい所その1 宿代が頭割り制で手頃。その上設備が信じられないほど充実している。
私はいつも人に、旅先でラブホテルに宿泊することをおすすめしています。
理由は普通のホテルと比べてずっと割安だからです。
最近の多くのラブホテルは1人利用や同性同士の利用、3人以上での利用に非常に寛容です。(古い地方のラブホテルなんかはまだ厳しかったりするので注意)
また、安い所なら宿泊5000円。高い所でも20000円くらいです。
宿泊料金を頭割りできるのがラブホテルの魅力のひとつ。
宿泊料10000円を超すホテルならば部屋のクオリティはどれも一流ホテル並みです。
一般的な特徴を挙げますと(必ず有るというわけではありません)
- ダブルサイズ~キングサイズのベッド
- 大型液晶テレビ付で、提携している映像会社の映画が見放題
- カラオケ設備がついている(ただし、音量は制限があります)
- 風呂は最低でもジェットバス。加えてバブルバスや露天風呂・サウナ付もあり
- アメニティが充実。シャンプー・リンスは各社主要製品を無料貸出。洗顔や基礎化粧品グッズも完備。他にもドライヤーや携帯充電器など、大抵の生活必需品は無料で借りられると思って間違いない
- プレステ・Wiiなどのゲーム機やソフトも無料貸出
- 食事注文可。出前を頼んでくれる所も。もちろん食べ物の持ち込みは全部可。
- ご丁寧に「女子会プラン」なんてのを組んでくれている所まである
などなど、数えればきりがない程サービスが充実しています。
また基本はラブホテルなので、ムードを盛り上げるために部屋の内装は非常に綺麗です。ひと昔のラブホテルならば非常に扇情的だったりムーディーで一般利用に使いづらい面もありましたが、最近の主流はラグジュアリーな高級ホテル風なので、パッと見ふつうのホテルと区別がつきません。
そんなラブホテルですが、仮に10000円だとすると2人で入れば5000円です。
3人で入れば3300円。信じられないくらい安いですねw
安いだけで狭くて何もないシティホテルを選ぶんであれば、10000円以上のラブホテルに2人以上で入る方がずっと快適です。
これは余談ですが、よくミニマリスト?かプロブロガー?アフィリエイター?の人たちの集いで「サイゼリヤという高級イタリアンで心ゆくまで飲み食いしてたったの2000円で済んだ!」みたいな記事を見かけます。
これはつまり、マイルドヤンキーか学生しか使わないチープなファミレス、という色眼鏡を外せばサイゼリヤほどコストパフォーマンスの高い高級イタリアンは無い、という発想をアピールしたいわけですよね。
私の「旅行先の宿泊はラブホテルで!」という主張も同じ理論です。
「ラブホテル=男と女が性的な行為をこそこそ行う場所」という古い考えを捨てれば、ラブホテルほどコストパフォーマンスの高い宿泊施設はありません。一般的なホテルと比べてもそうだし、カラオケボックスやネットカフェにちょっとお金を足すだけでぐっと快適度が増すので、友達と終電を逃した時なんかにもおすすめですよ。
最近はコスプレの撮影会でもよくラブホが使われるという話を聞きますね。
私がよく利用するのはDVD鑑賞会です。
音楽ファン同士のオフ会でコンサートのDVDを流しながら飲みたい!
でもそういうことが気軽に出来る場所って意外とないんですよね。誰かの家ではたくさんの人を呼べないし、好きなDVDを流せる飲み屋なんて無いし、カラオケボックスは画面も小さいし、居心地悪い割には意外と料金高いし……。
そんな時にラブホテルは便利です。好きな食べ物飲み物を買い込んで、くつろぎながら優雅な部屋の大画面で思いっきりDVDを楽しむ。最高ですよ。
えーっラブホテルで!なんていわず、ぜひお試しあれ。
ちなみに都内で私が愛用しているラグジュアリー系ラブホテルはこちらです。
ホテルバリアンリゾート | リゾート・シティー・ビジネス・ラブホテル等複合ホテル 新宿・錦糸町・川崎・横浜・千葉
フロントのいかがわしさはゼロ。フロントにはアジアン雑貨が売られており、ウェルカムドリンクとウェルカムデザートのサービスまであり、ここまで来るとラブホテルと普通のホテルの境目がなんだかよく分からなくなってくる充実ぶりです。
ラブホテルのいい所その2 日本の歴史的建築意匠としてのラブホテルを楽しめる
最近のラブホテルは大きく分けて2種類あります。
- 「リゾートホテル」「カップルズホテル」などと銘打ちメイクラブ以外の利用を推進するラブホテル
- 昔ながらの連れ込み宿式ラブホテル
1と2の間でグラデーション的に漂っているのが現在のラブホテル事情といえます。
上で紹介したBalianなどは1の筆頭です。一般的なホテルとほとんど違いがありません。
しかし、2のような昔ながらのラブホテルもちゃんと存在していて、それらの建築意匠や内装などはとてもユニークで面白いんですね。今見ると「こんな部屋で欲情できるか!」と突っ込みたくなるような馬鹿げた内装の部屋もたくさんあり、非常に興味深いです。
今年、秘宝館が日本に残り1館となってしまったニュースが流れ、ちょっとした秘宝館ブームが訪れています。ひとり旅で秘宝館を訪れる女性のお客さんなんかもいるそうです。
昔ながらのラブホテルは秘宝館よりもえげつなくなく、かつなんとも言えない前時代的な香りを残しています。しかも秘宝館と違ってそのまま寝泊りできるのだから最高です。
また、昔ながらのラブホテルの代名詞といえば回転ベッドですが、風営法の改正により、回転ベッドは絶滅の危機に瀕しています。この世界からひっそり消える前に、回転ベッドを体験なさってはいかがでしょうか。
ちなみに、先日私が行ったラブホテルは学校をテーマにしている部屋が多くありました。私は彼女の制止を振り切って「部室」を選んでみたのですが、入ってみたらいや~だまされましたね。
目を細めて見れば奥行きのある部室の風景なのですが、よくよく見ると狭い部屋の壁紙に部室の写真が貼ってあるだけなのです。
フロントのサンプル写真を見て学校の椅子を使ったプレイ(どんなプレイだかわかりませんが)や、モテキごっこ(ドラマ版モテキのクライマックスは部室のソファで行われます)が出来ると思っていたのですが……。
宿泊ひとり頭2000円でさすがにそんなに上手くいかないかw
そんな当たり外れを楽しむのも、ラブホテルめぐりの醍醐味です。
まとめ
今のラブホテルは実に多様性に富んでいます。なのでシーンに合わせて使い分けが出来ます。
お金が無いけどどうしても宿が必要な時には友人を誘って4,5000円で入れる安ホテルを探すといいでしょう。そのような安いホテルは大体古く、おもしろい内装のオマケがついてくることもあるので、それをあえて狙うのもありです。
また、お金がまったく無いわけじゃないけど出来るだけ節約したい。でも快適でゴージャスな宿に泊まりたい。
そんな贅沢な悩みにもラブホテルは最適です。
私がいつも使っているラブホテル検索サイト(スマホアプリも有)はこちらです。
マップ機能やクーポン機能が充実しているので、終電を逃した時も旅先でも使えるすぐれものです。
また、ラブホテルの建築意匠や歴史について気になった方は以下の本に詳しく面白く書かれているのでおすすめです。

ラブホの上野さん 1<ラブホの上野さん> (コミックフラッパー)
- 作者: 博士
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2015/02/23
- メディア: Kindle版
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↑こちらは建築については書かれていませんが、実際のラブホテルの従業員さんが原作の恋愛指南マンガです。かなり役立つことも書かれているので、おすすめです。
それではまた!